松崎町のうたを育てる会

団体概要

声楽家や音楽家、大学教員らからなる外部団体との活動に触発され、地元有志で立ち上げた団体。外部団体と共に実施するプロジェクトの地元の受け皿となる一方、プロジェクト成果を地元に浸透させていくための周知・調整・盛り立て・拡散を自発的に行い、将来の展望を開いていく。

2019年度
FULL-SATOプロジェクト -松崎町と歌を育てる-

1.コンサート「松崎町のうた ~町民が紡ぐ歌語り~」開催

町内で活動する音楽団体、活動団体、FULL-SATOプロジェクトの音楽家たちが出演するコンサートが開催された。

観客も、出演者もそのほとんどが松崎町の住民だったが、その数は人口の1割となる660名を数えた。その数もさることながら、それぞれに作詞した歌の歌唱には誇りや気持ちが表れており、歌い手・聞き手の区別なく心動かされた空気感が感じられた。

日 時

2019年12月15日(日) 14:00~15:35(13:30開場)

会 場

松崎町農村環境改善センター 文化ホール

参加者

660名(観客:470名、町民出演者:190名)

2.周知活動

町内のさまざまな場面に出掛けていき、幅広い層に向けた周知活動と、作詞のワークショップを実施。それぞれの町に対する思いをつづった歌詞が100篇ほどできあがった。

A.ミニコンサート 全4回 のべ131名

B.歌唱練習会・作詞ワークショップ 全13回 のべ540名

C.各地の敬老会に赴いての歌唱披露・作詞ワークショップ 全7地区 のべ250名

D.地域の学校での演奏会・歌唱指導 小、中、特別支援学校 のべ402名

E.町内のイベントへ出演 全2回 のべ98名

F.コンサート映像鑑賞会 47名

 

3.プロモーションビデオ制作ワークショップ

松崎高校美術部と町民有志 のべ60名

「松崎町のうた~いとしきふるさと~」

作詞:町民の皆さん(相澤洋正補作)

作曲:相澤洋正

コンサート「松崎町のうた ~町民が紡ぐ歌語り~」の最後に出演者全員で歌った「松崎町のうた」の映像です。

 

※FULL-SATOプロジェクトのメンバー、作曲家の相澤洋正さんのページにリンクを貼らせていただきました。

《担当コーディネーターのふりかえり》

外部から立ち上げられたプロジェクトに刺激を受け、地元から生まれた「松崎町のうたを育てる会」。

「こうして立ち上げられたものを町に根付かせるのは自分たちの責任だし、自分たちしかできないだろう」とメンバーの方が言っていたのが印象に残っています。外からの働きかけをきっかけに、自分たちの強みを見つけ、誇りを持って団体を立ち上げ運営していく姿にはいつも感激します。

コンサート会場には全町民の10分の1にあたる600名を越える人たちが集まっていました。こうした文化活動は外への発信や、外部からの来訪者数、どんな波及効果があったかなどに注目が集まりがちですが、しかし、町の中で町民がやっていることに町民たちがのっかって楽しむ、土地ならではの文化を語る時には、これがまず何より大切なことだなと感じさせてくれます。

(鈴木一郎太)